2012年5月6日日曜日

【調べてみた】半透過型液晶(追補・再掲)

前のブログの記事、一部改定したので再掲します。



2012/4/29


Facebookで「スマートフォンのスクリーンが日中下で見づらい」って話で、間違った認識、と言うか数年前の古い認識とゴッチャにして恥をかいてしまったので、半透過型液晶に関して調べ直してみました。自分で納得して忘れていたのですが、修理中のIS04の代機としてお借りしているIS03を見て思い出したので書き留めておきます。


半透過型液晶は単純にいうと液晶とバックライトの光源の間にハーフミラー(マジックミラー)の様なフィルムを挟み込み、通常はバックライトで表示を行い、外光の強い所ではその反射光で見せるという透過型と反射型の良いとこどりの液晶となり、ほとんどのスマートフォンではこのタイプが使われています。
但し、このハーフミラーの透過率が問題になる様で、低すぎると外光の反射率は高まり、明るい場所でもよく見えるのですが、バックライト使用時は色再現性を維持するために強いライトが必要となり、必然的にバッテリーの持ちは悪くなります。
もちろん逆に振ると日中下の視認性が落ちる訳で、この辺のさじ加減が難しいようです。

現実問題としてスマートフォンはバッテリーの持ちが課題とも言えるので、今の半透過型液晶は比較的に透過型液晶に近い方向に降られているのではないかと想像しておきます。


IS03でこれを思い出したのは、メインディスプレイとサブディスプレイで透過率が全く違い、メインは陽光下では視認性が著しく低下するもののサブではバックライト無しでもハッキリと見えるようになっています。サブディスプレイは白黒二値表示だし、スリープ中でも視認性を高めなければならないので反射率の高いハーフミラーを使っているのでしょう。


そう言えば僕の哀機IS04は明るいところでの視認性がわりと高いので、高輝度のバックライトを使っているんですね。道理でバッテリーが容量の割に早くなくなると思ったわ(もちろんそれだけでは無いと想像はできるw)。


ちなみに有機ELは自発光型ディスプレイなので陽光下では厳しいと言う話もありますが、まだ体験した事がないです。今度、NEXUS連れて確かめて来ます。







【追補】


2012/5/6


で、今日はピーカンで気持ちのよい天気だったので、ワンコの散歩がてらNEXUS連れて出かけてきました。
結論から言うと、直射日光の下でもかなりの視認性で、反射にさえ気をつければ使用には支障ないかと。自発光型とは言え、室内で最大輝度にすると目が痛いほどの明るさなので、多分大丈夫かと思っていましたが、そのとおりでした。


IS03はサブディスプレイはハッキリクッキリで全く問題なし、メインディスプレイは役立たずの結末。

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