Google等のクラウドサービスはPCを含む複数の端末で情報を共有するのに大変便利なサービスですが、たとえ端末を一台しか持っていないとしても、データのバックアップと言う観点から見れば非常に有意義なサービスです。
パソコンを持ってないから必要ないと言わずにやってみてください。無理にとは言いませんが。
テロリストの襲撃を胸に入れたスマートフォンのお陰で生き延びれたとしても、ケータイの大切なデータは帰って来ません。でもクラウドがあれば新しいスマホにデータが降ってくるのです。便利な世の中ですね。
前置きはさておきAndroidケータイでの同期ネタの続き。
前回のGoogleアカウントの設定を済ませておくとその他のデータもGoogleに保存して同期させることが出来るようになります。
例えばカレンダー。
以前は紙の手帳に書き写し、利便性からPCのカレンダーに入力し、大切な用事のみ携帯電話に打ち込むという二度手間・三度手間をやっていました。しかし徐々に面倒になり手帳があるからいいじゃないか入力なんかしなくても、に落ち着いていました。
今はiMacでGoogleカレンダーに同期させた「iCal」で入力、出先での入出力はAndroidスマホの「ジョルテ」からGoogleカレンダーに同期、って方法を採っています。これでスケジュールがバラバラのカレンダーに記されることもなく、過去の検索も問題なく出来ます。
何年も先のスケジュールがあったとしても、その頃使っているであろう新しい端末に表示され、通知までしてくれることでしょう。(まあ、Googleのサービスが続いていればの話ですけど。そう簡単には無くならないと信じていますがw)
複数のカレンダーを設定できるので、仕事とプライベートをで使い分けることが出来ますし、その都度反映させるカレンダーを切り替えることもできるので、必要な情報を表示させることが出来ます。
また、追加のカレンダーを指定することで、例えば「日本の祝日」であるとか「月の位相」等の既存のカレンダーを表示させることが出来ます。自分に必要なカレンダーを構築できるんですね。
ま、調子に乗るとゴッチャゴチャなカレンダーになってしまうので、注意が必要です。僕は出来るだけシンプルになるように気をつけています。
ところで、メインのau端末を「HTC J」に機種変していつも通りの設定を済ませ「ジョルテ」をインストールして開いてみたところ、入力した覚えもない予定がズラリと並んでいて焦りました。
よく見るとほとんどが「誕生日」の表記で、こんなにまとめて誕生日のデータを持っているのってFacebook位だなと思って参照カレンダーを確認したら、そこにはちゃんと「Facebook」の項目がありました。Facebookのイベントにも同期していたってことらしいです。
なるほど「ジョルテ」も進化してるんだなとか感心していたのですが、他の端末では同期出来なく、同じアプリでもそんなことがあるのかと調べてみました。
なんと「ジョルテ」は直接Googleカレンダーにアクセスしているのではなく、標準で入っている「カレンダー」にアクセスしてデータを拾っているようです。すなわち、「ジョルテ」が表示できるカレンダーは、標準の「カレンダー」の機能に左右されてしまうってことですね。(カレンダーが端末によって違うってのは初めて知りました)。
それは面白くないと調べてみたところ、PCならGoogleカレンダーにFacebookのイベントや誕生日を流しこむことが出来るそうです。これを使えばどの端末でも誕生日やイベントを表示することが出来て、うっかり忘れて不義理をしでかすってこともなくなりますね。
まず、Facebookのイベントページを開いて「設定(虫眼鏡マーク)」から「イベントのエクスポート」、誕生日なら同じ「設定」から「誕生日」を選んで誕生日リストを表示後「誕生日をエクスポート」を選びます。するとポップアップが出てくるので、そこに表記される「webcal://www・・」をコピー、Googleカレンダーの「他のカレンダー」から「URLで追加」を選んでそこにペーストしてください。
さて、色々調べてみたのですが、スマートフフォンのアプリからはこのエクスポートが出来ないようです。どなたか、他に方法を御存知でしたら教えて下さい。
ところでiOSでは「snapcal」って無料アプリが良いって話なのでですが、使っている人いますか?
っていうか、今度試してみます。