2012年11月7日水曜日

AQUOS PHONE svを一週間使った感想


そういえば先週、急遽入院と相成ったGALAXY Note SC-05Dの代替機としてAQUOS PHONE sv SH-10Dをお借りしています。画面の色調以外はなかなか快適に使える端末ではないかと思います。
動作はデュアル・コアCPUのお陰でサクサクと動いてくれます。最新のクアッド・コアに比べると見劣るかもしれませんが、全くストレスを感じないレベルです。
また、シャープ独自のダイレクトトラッキング技術でAndroid独特のスワイプしても少し遅れてくる動作が抑えられているそうです。

バッテリーも1900mAhの比較的大きなものを積んでいるのと、「エコ技」って機能のお陰で、1日保たないって事は、取り敢えず起こっていません。

普通に使うには本当に問題のない端末の様です。

使っていての個人的な不満点は、シャープ特有の色合いと言うか、全体に青みがかって明度が高いために写真が白飛びしているように見えてしまうところでしょうか。
明度が高めなのに相まって、スクリーンの明るさは50%位が僕にはちょうど良い感じでした。

カメラは1200万画素でHDRも使えるなかなかの優れものだそうで、そうなると尚更色調が残念に思えてきます。



某IS04以来、国産端末はダメのレッテルを貼っておりましたが、この春〜夏モデルくらいからはそれぞれ落ち着いて来たって感じなのでしょうか?あのカイロ機能付きと称された富士通さんのアレも、最近のは「さほど」気にならないとの報告も聞きますし。


しかし、悪天候時には防水仕様ってのがやはり有難いですねw
IS04の数少ない良点のひとつだったなぁ、と思い出しました。




2012年10月26日金曜日

Kindle、取り敢えずアプリ版から使ってみた


Kindle日本上陸記念に、Nexus7とGalaxyNote、ついでにiPad(初代)にKindleアプリをインスコして無料本(青空文庫)でお試し開始してみました。
以前からKindleがAmazon.co.jpで始まったら電子書籍に本格的に手を出そうと思っていたんですよね。既にクレジットカードは紐付いているし、ほら、寄らば大樹の陰って言葉もあるじゃないですか。


Kindleストアから購入した本はサーバーに保存され、各端末にダウンロードできるようになります。全端末に同時にダウンロードされればもっと便利かと思ったのですが、コミック等のサイズのデカいファイルが、読まない端末にもDLされるのは電波とストレージの無駄遣いにもなり、必要ないと考え直しました。
但し、配信先の指定はできます。Kindleストアの「1-Clickで今すぐ買う」の下に配信先って項目があり、プルダンウンで選択できます。僕の場合だと「(登録名)さんのKindle」(これがサーバー)、「(登録名)さんのAndroid」(GalaxyNote)、「(登録名)さんのAndroidタブレット」(Nexus7)、そして「iPad」って項目が出るので最初に読み始める(DLする)端末は手間いらずでDL出来ることになります。他の端末はサーバーからDLする運びです。


取り敢えず「レ・ミゼラブル」をDLしてひと通り使ってみたのですが、フォントがなかなかの出来で読みやすく感じました。ひとつの端末で読んだページの栞が他の端末でも即座に同期・反映されているので、環境が変わっても即読み始められるのは有難いですね。これはとても便利だと感じました。

有料のコンテンツはKindle版の価格とともに「紙の本」の価格も表示されるので、そこで取捨選択出来るのも有難いところです。電子と紙、その両方を扱っているAmazonならではの利便性だと思います。
ざっと何冊か見たところでは紙の本と同じか20%オフ程度、全体的に安めの設定であることが知れます。50%オフって書籍も見掛けましたが、逆に若干高めとなる設定の書籍も見受けられ、発売元出版社による設定方法の違いがあるように感じました。
販売元として記されているのは、ほとんどが「Amazon Services International, Inc」となっていますが、出版社の名前も散見され、委託販売的なシステムもあるようです。


ところで端末側から本を購入しようとすると、ブラウザ経由でAmazonのKindleストアに飛ばされて購入となります。タブレットなら視認性は保てそうですが、スマートフォンからではかなり見辛く感じます。スマートフォンからは別途「Amazonモバイル」アプリから購入するほうが利便性があるでしょうね。
あと、すべての端末で(同じAndroidであるにもかかわらず)インターフェイスが違ってくるのは戸惑います。慣れの問題とはいえ…


まあ、立ち上げたばかりなので日本語書籍数はさほど多くはありません。今後に大いに期待したいところではあります。
書店では見掛けられない、たぶん絶版となった本が増えてくれると非常に有難いですね。出版社として「本を刷る」コストが不要な分、少数の要望にも応えやすくなったのだから、出し惜しみはしないでいただきたいです。

僕は紙の本が大好きな人種なので、基本は紙の本を読み、絶版本や旅行中に何冊も手にしていたい本(ガイドブックや纏めて読むと嵩張るコミック・・・とか?)なんかは電子書籍で購入と使い分けることになると思います。
今はGoogle PlayストアとSONY Readerアプリで細々と読んでいましたが、これを機にkinoppyやBookLive!に手を出してみようかなと、まあ、弾みですね。


とは言え、実書店通いは今後も止まらないだろうし、困ったときのBOOKOFFってのも間違いなく健在であるとは思います、と紙の本LOVEを強調しつつ、本日のお題は終了とさせて頂きますw




【追記】Mac版のKindleアプリが個人認証を受け付けてくれない状態で、全く使い物になりません。素早い対応をお願いしたいところであります。




2012年10月12日金曜日

Nexus7を買った3つの理由


Nexus7をGoogle Playから購入しました。

少々忙しくて、まだ使い込むところまでは出来ていないので、使い勝手等はまたいずれとして、ここでは何故使い慣れたiPadでは無くNexus7を選んだか、その理由を書き並べてみたいと思います。


・Nexusシリーズであること。

ご存じの方も多いと思いますが、Nexusシリーズは新しいAndroidOSを発表する際にGoogleが選定したメーカーと一緒に作るリファレンス機です。なのでメーカー独自の機能やカスタマイズが殆ど無い、素のAndroidに近い状態で使える端末となります。
おサイフやワンセグなんかはもちろん付いていませんが、だからこそ動作が軽い上に、自分で遊ぶ余地が十分にあり、その上に新OSがリリースされるとかなり早い段階でバージョンアップに対応出来る利点があります。
もちろんOSが最新のAndroid4.1(Jelly Beans)であることも大きな理由ではあります。


・7inchタブレットであること。

ずっと初代iPadを持ち歩いていた身としては、そのスクリーンサイズには満足はしていたものの、やはり重量が気になっていました。だってほとんど毎日持ち歩いていましたからねw
また、ちょっと使いたい時にカバンからよっこらせ、って出すのもちょっと面倒だったりとか、そんな訳でGalaxyTabなんかの小振りな7inchタブレットには憧れが強かったんですね。
実際手に取ると、その絶妙なサイズ感がたまりません。片手で楽にホールディングできるし、カバンにもスッポリと収まります。取り出しも楽で、必要な時にすぐに取り出せそうです。

iPad miniも同様のサイズと予測されているので、うっかりするとタブ買いに走りそうで怖くはありますw


・メーカーがASUSであること。

震災直後の台湾からの暖かな好意を僕は忘れることができません。それだけでも台湾のメーカーを選ぶ価値があると、僕は思っています。
特にASUSはパソコンの基盤に「GOD BLESS JAPAN」と印刷されていたと話題になったことで、好感度が垂直立ち上がりをしたメーカーです(あくまでもコンセプトモデルの基盤にエンジニアが独自に入れたものだとしても、です)
もう、いつかははこの会社のものを!と決めておりました。


因みに、僕がメインで使っているau端末「HTC J」のHTCも台湾企業です。ドヤっ!



もちろん他にも、価格が安いこと、回線を増やす余裕が無いのでWi-Fiモデルであること、液晶がIPSだということ等、理由は色々あったわけですが、先の3点で正式に発表される遥か以前に購入を決めていたと言っても過言ではありません。

早く時間を作って弄り回したい端末であります。



因みに、我が家には32GBモデルが誤配送されること無く、無事に16GBモデルが届きましたとさ・・・残念www



2012年9月25日火曜日

SBの「スマホ下取りプログラム」がちょっと酷い


SoftBankの「スマホ下取りプログラム」、自分には関係ないと言いながらもどうにも合点が行かない。

当初あった引き取り不可の端末は返品しないとか、ありえないと思っていたけど、こちらはネット民の圧力で解消された模様。


しかし9/25の朝、警視庁から古物営業法に抵触する可能性があるとして、警視庁が下取りを中止するよう指導されていたというニュースが報道されていました。
これに対し、SoftBankは「古物商の許可を受けているグループ会社のソフトバンクテレコム(東京)に下取りを任せる」って方法で切り抜けたそうです。



これね、古物商に買取をさせたのだから、代金は元ユーザーのものでしょ?
それを毎月からの割引で対応し、もし解約したら残額は支払いません、ってのは如何なものなのでしょう。


まるで、引き取った時点でその端末はSoftBankの物になっていませんか?




2012年7月16日月曜日

【調べてみた】無線LANの干渉に関して

無線LANの干渉に関して知る機会がありましたので書いてみます。




無線LANとはその名の通り、無線通信を介してデータ送受信を行うローカル・エリア・ネットワークです。無縁LAN=Wi-Fi、って思っている方も多いようですが、Wi-Fiと呼ばれているのは「Wi-Fi Alliance」という業界団体が機器間の相互接続性を認証しましたよって認めたブランド名です。なのでWi-Fi CERTIFIEDのロゴがついている機器はお互いに接続可能ですよって証なのです(とは言え昔は繋がらないことなんてザラでしたけどねw)
これのお陰で無線LANが普及したといっても良いので、Wi-Fiが無線LANの代名詞のごとく使われるようになった訳ですね。

今やルータを買おうにも有線のみのそれを見かけることはなく、無線付きが前提となっています。我が家もルータを「100BASE-T」から「1000BASE-T」に買い換える時に(自動的に)無線LANも導入となりました。当時PCオンリーだったので有線LANが安定していて速度も出るのであまり出番もなかったのですが、モバイル機器を使い始めてこのありがたみを知ることとなりました。なんせ、LAN端子が付いて無いですからねw


さて、そんなこんなで猛烈に数を増やしているWi-Fiですが、使われている周波数帯の多くは2.4GHz帯となります。あまりに量が増えすぎて干渉が発生しており、場合により非常に不安定でつながりにくい状況が発生しています。

この周波数帯を13のチャンネルに分割して使用しています。14チャンネル目は日本独自の規格であまり使われていません。

2.4GHz帯チャンネル重複のイメージ

チャンネル数だけを考えると13の機器が同時に通信できそうですが、上のイメージのように周波数がかなりの部分で重複しています。お互い重複しない組み合わせは最大3チャンネルだけとなります。
すなわち完全に干渉を回避するためには3つのアクセスポイント(AP)が限界となるわけです。

現実に目を向けるとどうでしょう。私の部屋(集合住宅)で確認したところ6つのAPが見えています。完璧に重複していますね。
これが繁華街では10や20以上のAPが見えることがあります。同じSSID(APの名前)が複数見えることも珍しくありません。とにかくばら撒いてAP数を稼ぎたい某白い犬のWi-Fiが顕著ですw


さて、この重複している周波数でデータのやり取りを行った場合、どのような干渉が起こるのでしょうか。

Wi-Fiの場合、トランシーバーのトークボタンを同時に押したような、お互いの通信を潰し合うような干渉は起こらないシステムになっているそうです。回りで通信を行なっている機器がないことを確認しつつ、確認の為の通信を行い他のAPから通信を行なっていないという返事をもらうことでパケットを送信できるシステムだからだそうです。

ところがそれらの手続きがかち合ったりすると、それぞれのAPが寸時の待ちに入ることになります。すなわち大量のAPがある場所ではこれらの作業に時間を要して通信量が激減してしまうことになるのです。

これが今Wi-Fiの2.4GHz帯で起こっている干渉の状態です。


最近注目されている5GHz帯のWi-Fiでは独立したチャンネルが8つあり、状況が少しマシになっていると言えますが、それでも8チャンネルです。
一部で電波環境の汚染状態と呼ばれているWi-Fi、特に公衆無線LANの設置には事業者の皆さんの良識ある行動を期待したいところです。




【追補】
もっと詳しくは、僕が無線関係の師と(勝手に)仰がせてもらっている「無線にゃん」さんのブログがよろしいかと。
ちょっと難しいですが、興味のある方は下記リンクを頑張って読んでみてください。


「無線にゃん」無線LAN同士の干渉を考える
「無線にゃん」拝啓ソフトバンク様今すぐ無用なWiFiAP設置を止め密集AP間引きをしてください敬具











2012年7月7日土曜日

プラチナバンドって?から始まる推測(改定)

先日のこと、知人に「ソフトバンクのプラチナバンドって、ドコモのXiみたいなやつでしょ?」と真顔で聞かれたので書いてみます。


プラチナバンド(古くは黄金電波帯なんて呼ばれていました)は700MHz〜900MHzの周波数帯の電波を指し、障害物を回りこんだりある程度建物内に浸透しやすい特性を持った、通信には良質な周波数帯域であることからそう呼ばれています。

周波数が低くなりすぎると遠くまで届くけど情報容量が少ない、アンテナや周波数分離フィルターが大きくなりすぎるという難点が、高くなりすぎると情報量は多いけど遠くまで届かない、機器の設計が難しいという難点が出て来るそうです。←この辺は聞きかじり。
すなわち、プラチナバンドとは携帯電話には丁度良い周波数帯ってことになります。



対してXiを含むLTEとは何なのかというと、新しい通信規格のひとつで第4世代通信として4Gと呼ばれています(厳密には3.9世代に当たるのですが)。この世代にはWiMAXも含まれています。

通信速度は割り当てられている帯域幅や基地局との距離により変わりますが、理論値で言うと3Gが最大7.2Mbps、3.5Gで14.4〜21Mbps、3.9Gになると40〜120Mbpsとされています(各社の理論値を拾って来ましたが、合ってますかね?)。しかもLTEでが接続が確立されるまでの遅延時間が3Gに比べ大幅に短縮されているので体感的にかなり早く感じると思います。

非常に高速な新しい通信規格ということになります。

全く別の内容でしたね。
一般的には知らなくても困らないかもしれませんが、覚えておいても邪魔にならないので、どうぞ。



ところで、ソフトバンクモバイル(SBM)が今回の900MHz帯の獲得でハシャギ倒しているのは、今まで1.5GHzや2.1GHzといった比較的高い周波数帯しか持っていなかったからです。
その上、稼ぎ頭というか命綱と呼んでも良いiPhone(4以降)が対応している周波数帯なのですから天下を取ったような気分になるのも仕方ありません。

サービスインすると、対応している携帯電話は現行の2.1GHz帯から900MHz帯に流れます。SBMでプラチナバンド対応を謳っている端末は丁度良い電波を使えるわけです。
非対応の端末も大所帯のiPhone勢がいなくなるのですから帯域が空いてくるので、より快適に使えるようになるわけです。ユーザーさんには素晴らしい話です。

そう、何年か先にはそうなるかもしれませんね。

プラチナバンドはなにもSBMの独占周波数帯ではありません。ドコモもauも800MHz帯を使っています。まさにプラチナバンドのど真ん中です。共に何年もかけてエリアを構築してきての今があります。それでも電波に不満を持つユーザーの声をよく聞きます。


対してSBMは始まったばかりなのです。サービスを開始するにも、先ずは2.1GHzの輻輳著しい首都圏や大都市を中心に進めていくのであろうと言われています。全国レベルに達するのは何年も先の話になるでしょう。そこでようやく「つながらない→→つながる」ってCMの自虐コピーが本当になるのではないでしょうか。
実際は、SBMから新周波数帯のエリア等は全く公表されていないので、あくまでも推測です。いきなり薄く広く基地局を広げてくるかもしれませんね。

現在SBMから出されている公式な発表は「7月5日より順次サービス提供開始」「2012年度中には約1万6千局、2016年度中には約4万1千局まで増設」という内容にとどまっています(2012年7月6日現在)。

頑張って欲しいですね。


今回はプラチナバンドとXiは別物なんだよ、って話からSBM900開局後の推測でした。




【2012/7/26】 通信速度のところにかなり曖昧な表記があったので、改定しました。



2012年7月6日金曜日

【メモ】極私的回線纏め

5月〜6月にかけて携帯端末の入れ替えをしたので、自分の纏めとして、あと現状の把握。


【入れ替え前】
「IS04 REGZAPHONE」 … 主回線として(苦笑)。機種変対象。
「iPad(初代)」 … ネットブック代わりに持ち歩いていた、おかげであのキャリアの弱さを痛感できた。2年使用で契約解除。
「SC04D GALAXY NEXUS」 … 予備回線として。ただし、普段はSIM抜き運用。
「IS01」 … 5円運用。MNPに放出対象。

【入れ替え後】
「ISW13HT HTC J」 … 主回線として機種変。
「SC-05D GALAXY NOTE」 … iPad代わりの端末としてMNPで取得。
「BF-01D」 … iPadとノートPC用に、新規。プラスXi割適応。
「SC04D GALAXY NEXUS」 … SPモードをカット。最低料金に移行。
「iPad」はWi-Fi運用。「IS01」はワンセグ専用機にw


【現状】
「au + SoftBank」体制から「au + docomo」に移行完了。

Wi-FiルータでiPadを活用するつもりが、セットでの安さに惹かれて「GALAXY NOTE」を購入、おかげで「BF-01D」の活躍機会が激減してしまった。回線が無駄になるのも嫌なので、「GALAXY NEXUS」とSIM共用という苦肉の策へ。これが思いの外、便利に。
手持ちの端末で一番のお気に入りが「GALAXY NEXUS」という変人なので、外でもバリバリ使えるようになったことが嬉しい。

ただし普段使いは「HTC J」と「GALAXY NOTE」で固定。
この組み合わせはかなり良い。使い分けはこの一ヶ月で確定しつつある。ポケットに「HTC J」とバッグに「GALAXY NOTE」ってイメージで。
二台併用のおかげで電池切れの心配はなし、モバブーの出番も無しな状況。

回線は増えたけど、ドコモ様のバグ的月々サポート増量のおかげで予算は同等とか、マジでありがたい。


【端末的物欲メモ】
7インチクラスのタブレット(Wi-Fiのみ)、BTヘッドホン。
スマートフォンはさすがに考えていないけど、【auのLTE(iOS含む)】【WP8】【秋のNEXUSを春にw】がキーワードw
欲を言えばMBAが欲しいが、来年のWWDCに向けて貯金する。


以上、おっさんの端末使用状況でした。

2012年7月4日水曜日

【懐古録】発掘されたPDAたちを晒してみる

あまりに部屋がアレなので片付けでもしようかと・・・思ったけど、結局は懐かしグッズの発掘になってしまいました。

で、デジジイらしく懐かしのPDAを2つご紹介。自慢半分ですけどw


Apple Newton MessagePad  H1000



今や飛ぶ鳥をも落とすAppleが出していたPDA、そしてApple最大の黒歴史と呼ばれているそうですねw
発売が1993年8月〜1994年3月ですから、もう20年前のPDAです。

スタイラスペンを使って手書き入力ができ、ジェスチャーで消去等のアクションが出来るあたり、今のスマートフォンの始祖と言っても良いと思います。
消去したい文字の上をグリグリってすると、煙の効果と共に消去されたり、メモ全面であれば紙がクシャクシャって丸まってゴミ箱に飛び込みます。
言葉では伝わりにくいですね、動画で・・・と思うんですけど、もう動かないらしいです、こいつ。

なのでYouTubeで見つけた当時のコマーシャルを。





入力した名前や住所・メアド、スケジュール等をSoupというデータベースが一元管理していて、例えば「◯月◯日、▲▲に電話」と入力すると、スケジューラーに電話番号と共に記録されたり、「ランチ」と入力すると12時から1時間スケジューリングされると、当時としては画期的な機能を持っていました。

そもそもPDAPersonal Digital Assistantって言葉はAppleがこれのために提唱した言葉なんですよ。

とにかく高価で、既存のMacやPCとのデータ互換が異常に面倒で、話題になった割に普及しませんでした。また、ハードが貧弱だったことから登場が10年早かったとか言われますけど、これがなければ今のPDAからスマートフォンに繋がる流れはもっと遅くなっていたのでは無いか、と僕は思っています。

1998年に日本語化も出来ずに消滅・・・「泳げる頃までには」って名文句、未だに使われますよね、古いAppleファンの間では。

え、それはない?



HP200LX


ヒューレット・パッカードのハンドヘルドコンピュータですね。
これには熱狂しました。
こちらは日本語化されたキットがあり、おかげで日本でもかなり流行っていたと思います。
MS-DOSで動く立派なコンピュータで、7.91MHzのCPUクロック周波数で駆動します。僕のは2MBのRAMが内蔵されていますが、最大4MBのが発売されていたらしいというのを今知りました。
単三電池2本とバックアップ用のボタン電池を使いますが、これで一週間近く使えていた記憶があります。

住所録やLotus 1-2-3なんかが内蔵されていて、本当に重宝しました。
上の写真はバックアップのボタン電池が切れているので初期設定画面ですが、ちゃんと使いやすいGUIがホーム画面なのでDOSに疎い僕も困らずに使えました。
色々使うためにDOSも覚えましたけどねw


僕にとって先のMessagePadが使うことが楽しい機械であったとすると、こちらは使って役立つ機械だったと言えます。

色々調べてみたところ、やはり年代物でボディのプラスチックが脆くなっているようで、少しの衝撃でパリンと割れてしまうとの書き込みを見かけました。もう一度使ってみようかと思っているのですが、ちょっと怖いですね。







おまけ1

で、サイズ比較の為に手近にあった端末を並べて記念撮影してみました。

(200LX、IS01、初代iPad、GALAXY Note、MessagePad、HTC J)


おまけ2

これは普段普通に使っている電卓。Canon LS-100H。Appleロゴが魅力的でしょ。
噂ではまだ売っているかもとのことなので、見かけたら大人買いしようかと思っています(笑







2012年6月26日火曜日

私見・ファーストサーバの障害に思うこと

ファーストサーバ株式会社、ソフトバンクグループに含まれるレンタルサーバ事業で知られている会社です。自分でも名前を聞いたことがあったので、そこそこの会社だったのかな、とは思います。
6月20日、その会社が運営するサーバー上にアップロードされたデータや設定情報、メールデータ等が消失してしまう障害が発生しました。

このニュース、ちょっと追ってみるとエラく重大な事故だとわかりました。サイボーズもこのサーバーを利用していたようで、うっかりするとひつの会社がすっ飛んじゃうかもしれない規模です。Twitterでもちょっと検索すると悲鳴・怒号が飛び交っている状態で、かなりの深刻さが伺えます。

ファーストサーバの発表は「このたび弊社の提供しております一部サービスにおいて発生いたしました障害により、お客様に多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。 」との内容で、いまいち深刻味にかけています。
これに対してグループ長のソフトバンクからも全くコメントが無いようで、これに対しても批判が集中していますね。



通常の感覚で考えると、サーバーなんだからバックアップデータから復旧出来るんじゃないかと思うのですが、どうやらバックアップも同時に死んじゃったようです。とんでもない話です。

何故そんなことになっちゃったかというと、プログラムのバグと運用方法に問題があったそうです。

管理プログラムのアップデータにファイル削除コマンドを停止させるための記述漏れ、早い話、全てのファイルを無許可で削除するってコマンドが含まれていたそうです。それをテストマシンで確認したが問題なかったのでメインのマシンとバックアップのマシンに同時にアップデートをかけたそうで、もうこの後は上流から下流までファイルは消えるに任せるしか無いわけですね。
削除といってもディレクトリの削除のみならデータ救出できそうな気もしますが、どうだったのでしょう?噂ではその後の処理でも不適切な処置があり、ことさら復旧できなくしてしまったのだとか・・・噂ですけど。


さて、この事故を受けて、僕自身が教訓として捉えるべきことを書きだしておきます。

◎重要なファイルのバックアップは、必ず複数作成しておくこと。
ローカル、外部メディア、複数のクラウドにバックアップを作成しておけば、もちろん手間は掛かるもののより確実な現状復帰を期待できる。

◎システムの変更は段階的に実施すること。
完璧なシステムは存在しないことを念頭に、常にバックアップを取れる段階的な展開を計算する。これによりより堅固な全体システムを構築できる。

って、システムエンジニアでもない自分がこんなことを書いたのは、データ管理云々だけではなく、現実社会での様々な仕事を進めていく中にこの教訓は生かされると思うからです。
情報の共有が出来ていないがために、進むべき話が頓挫してしまった、とか、あまりに一度に環境を変えてしまったために、結局全てが無駄になってしまったとか…

この事故を対岸の火事と捉えずに、自身の多方面での教訓としたいと思います。

2012年6月22日金曜日

Google Playの気になる空欄(6/29追記)

以前から感じていたんですが、このAndroid版Google Playのデザイン、「映画」の下の空欄って何か不自然じゃないですか?

なにか新しい企画が始まるのを待っているように思えるのですが。


アプリ、映画とくれば音楽かな、と考えるところが順当でしょうか?
もう知ってるよって方、教えてくださいw





個人的には米国で再開された直販ショップが入れば良いな、とか考えています。物欲的に。

ASUS製の「Google Nexus 7」タブレットがいよいよという話もありますし、ちょっと楽しみに待つことにします(*゚▽゚)ノ








6/29追記
あれま、気がついたらなくなっとるw
本気で期待していたから、少し寂しいwww





「HTC J」のカメラ機能、HDRとスローモーションビデオを試してみた

「HTC J」を選択するにあたり、決定打になったと言ってもいいのがカメラ機能です。
高速起動・高速ピント合わせ、最大99連写と、たぶん携帯での被写体となることが多いワンコを撮影するにはありがたいカメラスペックと言えます。

他、付加機能としてHDRとスローモーションビデオがあったので、試してみました。


HDRってのはハイダイナミックレンジ合成(high dynamic range imaging)の略で、複数枚の露出が違う画像を合成して白飛びや黒つぶれの少ない写真を生成する技法です。
本来はコンピュータ上で合成することが主流だったのですが、最近はカメラ内で合成をしてくれるデジカメが増え、またiPhoneでもiOS4.1以降はその機能を搭載してるそうで、かなりお手軽になてきました。

Androidでも有料・無料問わずHDR機能を搭載したアプリがありますが、標準機能としてこれを搭載している「HTC J」のその能力はいかに?ってところです。

まず、下の二枚の写真、上がオートで下がHDRで撮影しています。
かなりダイナミックレンジが広い写真になっていることがわかりますね。携帯のカメラでここまで描画できるのは、正直驚きです。



ただし、フルサイズで見ると木の葉の部分に不自然な部分が見られます。


もう少し極端な条件で撮ってみました。
信号機の色味を残して暗部が引き上げられています。



オートでは見られないブレがHDRにあることから、瞬間に複数枚の撮影を行なっているのであろうと推測できます。
果たして何枚の画像を合成しているのかは正式に発表されているのかも不明ですが、このブレを見る限り2枚なんじゃないかな、と勝手な推測です。
コンピュータでは3枚以上で合成すると聞いているので、なるほどプロカメラマンが撮影したHDRのサンプル等で見た画像に比べると少々の物足りなさを感じます。しかし体感で10秒弱の処理でこの画像は立派ではないかと思います。やはりお手軽なのは携帯電話のカメラとしては有難いです。



動画撮影でのスローモーションも試してみました。
これも使い方によっては面白い撮影ができそうです。←そう、まだ出来ないってことですがw
どうですか?可愛いでしょ、我が家のワンコw



ただし、室内無灯火で試してみた時は照度不足で残念な事になりました。
やはり高速撮影はある程度の照度が必要ですね。




また、撮影ボタンを押してから1秒程のタイムラグがあり、その間はモニターに映像が表示されないので、動き早く大きい場合はスローモーションでの撮影はかなり難しいかと感じました。



2012年6月10日日曜日

NEXUSにシステムアップデート

GALAXY NEXUS SC-04Dにシステムアップデートが降って来ました。


今月7日にGoogle社サーバから自動配信されます(手動は不可)ってインフォメーションがドコモから出ていたのですが、その後まったく音沙汰なくちょっと心配していました。

IS04のおかげでシステムアップデートに飢えていたので、なにげに嬉しいです。




今回の主なアップデート内容は

  • テザリング
  • SIMロック解除に関する機能改善


となっています。 


どちらも現状使用する予定はなさそうですが
( ̄ー ̄;


加えて「より快適にご利用いただくための更新や一部仕様および表示変更などが含まれています。」とありますが、少し触っただけでは実感できませんでした。どこが変わったんだろう・・・
と思っていたら、電源ボタン長押で従来の「電源を切る」「機内モード」に加え、マナーモードの設定ができるようになっていました。
これは便利かも。




うーん、綺麗にしてから撮影すればよかった。
犬の毛と指紋が・・・





【ネタ】Disney好きにこんな端末

Disney Mobile on docomoにしようかな、と思っているあなた、プラスXi割で安く使えるモバイルルータはいかがでしょう。


しかもデザインは・・・









麗しのMickeyカラーです。








発表の時、冗談抜きでDisney Mobileもルーター出したんだと一瞬思い込んじゃいました。
 L-04D 、6月14日発売開始だそうです。





【調べてみた】裏面照射型CMOSイメージセンサ

最近、チョイチョイ聞くようになった「裏面照射型CMOSイメージセンサ」。気付いたら自分の端末にも載ってました。

これはなんぞや?裏っ側から何照らしてんの?それでなにが良くなるの?
と気になったので調べてみました。


先ずはCMOSイメージセンサとは?
CMOSってのは固体撮像素子の一つで、フォトダイオードって部分で光を受けて電荷を発生させて画像を記録する、いわゆるカメラの目、網膜のような部分です。カメラで言えばフィルムの部分って言っても良いのかな?ちょっと違うか??

撮像素子の代表格とがCCDとCMOSになります。

撮像管から撮像素子に移行したそんな頃、時代はCCDが主流でCMOSは暗くてノイズが乗りやすい廉価版ってイメージが有りました。僕も買うならCCDだよね、と信じていた頃があります。
そんなCMOSも今では改良が進んで低電圧駆動と、低価格で製造できることからかなりのシェアを持つようになっています。

CMOSイメージセンサ(例)





で、僕のような技術に疎い人間からすると、基盤の上に配線やトランジスタがあって、その上に受光素子(フォトダイオード)が並んでいてる、ってイメージを作ってしまいます。だって網膜だとかフィルムだとかって思えば、光を受ける部分が表面に来るって思うじゃないですか。
しかし実際は基盤の上に直接受光素子があり、その上に配線やトランジスタが重なって、その上にレンズやカラーフィルターが乗っかているそうなんです。製造工程のなんちゃらなんでしょうね。
レンズを通った光は配線とトランジスタの間隙からフォトダイオードに辿り着かなければならないわけです。なんだか穴の底から見上げてるみたいですねw

これが表面照射型と呼ばれている旧来の撮像素子の仕組みです。

では裏面照射型とは?
この撮像素子の基盤を裏側からフォトダイオード手前ぎりぎりまで薄く磨いて光スケスケ状態にして、配線なんかのない裏側にレンズとカラーフィルターを配してそっちから受光しちゃおうって、いわゆる発想の転換です。

そしてシロートのイメージ、ここに完成するわけですね。

こうすることで感度特性は約2倍になるそうで、少ない光でも「なめらかで高画質」な映像を撮影できるようになったそうです。

昔は天体望遠鏡の撮影用にハンドメイドで作られていたらしいのですが、2000年台になり民生品として生産されるようになり現在に至っているそうです。





もっと詳しく知りたい方は、上記リンクから飛んでいただくとして、僕が今回言いたかったのは、この技術を世界で初めて民生品として開発・生産したのが世界のSONYだということです。


技術大国日本の復権なるか!?
頑張れ!ニッポン!!!




2012年6月8日金曜日

結論:「HTC J」は俺的神機である

個人的に一番お気に入り機能は、なんといってもカメラとなります。それでこの機種を選んだんですからねw


画素数こそ800万画素と飛び抜けてはいませんが、F値2.0のレンズと裏面照射型CMOSの組み合わせで、暗所でも安定した撮影ができます。
0.7秒とチャンスに強い高速起動は有難い。また、ピント合わせが0.2秒でシャッターボタンを押した瞬間には撮影が終わっているレスポンスもワンコ撮りにはうってつけのカメラと言えます。
何より1220万画素を誇っておきながら、起動に10数秒、撮影して登録するかの画面までまた10数秒、下手したらそこでクラッシュなんてケータイを使っていたので、異次元の使い心地と言えますw


そもそもケータイのカメラで10M超の画素数が必要なのか、ちょっと疑問です。処理に時間がかかったり、吐き出されるデータがやたらと重かったりしますからね。強いて言うならズーム時(デジタルズームなので)の画質荒れが少なく済む事ぐらいなんじゃねと思っています。


機能も豊富で、例えば「HDR」。
これは何枚かの露出の違う写真を合成して白とびや黒つぶれのない写真を作っちゃおうって技術なんですが、結構上位機種のコンデジに乗っかっている機能ですね。まあ、コントラストが弱くなったりするようでまだ納得の行く写真が取れないのですが、少しずつ慣れていけば面白い写真が取れるんじゃないかと思っています。
あと、撮影ボタンを押し続けると最大99枚の連写が出来るそうです。いや、そんなには使わんだろうけど、ワンコを撮るには有難い。
撮影時にエフェクトをかけられたり、パノラマ撮影できたりも出来ます。
また、動画撮影時に静止画も撮れちゃうってのもありがたい機能ですね。
そう、動画はスローモーション撮影もできます。テレビのスポーツ中継でやってるスーパースローなんかに比べると全く比べ物にならにちょっとしたスローモーションですが、ケータイでこれが出来るのは面白いですね。




その他、端末としての使いやすさも、抜群に快適になっています。まあ、比較する対象がレグポンなら大概のケータイが快適なんですけどw
なんといっても1.5GHz駆動のデュアルコアCPUや1GBのRAM容量が効いています。これは最近の平均的なスペックかと思われます。端末を購入予定の方は、このスペック、特にRAM容量を気にしておくと良いでしょう。


また、Android4.0は僕個人が触ってきたモバイルOSの中では最も相性がよいと感じているOSです。「Galaxy Nexus」を使い始めた頃からそう感じていたのですが、今回その感を強くしました。
確かにメニューボタンの改変等、慣れるのに時間が掛かる部分もありましたけど。



「HTC J」はカメラの他にも音にこだわった端末だそうです。
beats audioって高音質のエンジンが載っていて、付属の(単価一万円と噂の)ヘッドホンを差し込むとbeats audioが起動して抜群の音を奏でてくれるそうです。
なんだよ、この他人事文章は!?と思われる節もございましょうが、私、スマートフォンで音楽を聞く習慣がないので、まだ試してないのです。スンマセン。


あ、イヤホンがアンテナ替わりになるので、これを刺さないとワンセグもFMラジオも起動しないのはちょっと不便かな・・・





2012年6月4日月曜日

「HTC J」は神機となり得るか?(追記)

先月末,「HTC J ISW13HT」に機種変更しました。
設定もようやく落ち着いたので、ちょっと使用感など書いておきます。


いろいろと問題を醸しだしてくれた「IS04 REGZA Phone」ことレグポンですが、結局au様のご厚意により他機種への無償交換となり、ちょうど交換日に発売開始だった「HTC J」の予約も通っていたので、交換して頂きました。
本当はもっと熟れた機種で且つグローバルモデルにしようかと思っていたのですが、カメラ機能に惚れてしまったのと、これからを考えるとAndroid4.0の機種を選びたかったてのが「HTC J」を選択した理由となります。


そんな訳で、暫く使って見ましたので超個人的印象で、少しだけレヴュー。



カラーはプロモーションカラーの赤、それに白と黒の三色でしたが、男は黙って黒端末がモットーの自分は(少し迷って)黒をチョイス。マット仕様で手触りが良かったことが決め手です。ただしケースに入れちゃうからあまり関係ないのよね。少し迷ったのは赤に惹かれていたんだけど、実機では思ったより明るい朱色に近い色合いだったので好みに合わず除外
しました。Webで見ると深いワインレッドに見えたのに・・・

正面はロゴ等のないスッキリしたデザイン。
角のラウンドが反射で分かるでしょうか?
裏面はシンプルです。
htcとGoogleのロゴは裏面にあります。



サイズはIS04よりひと回り大きいのですが、その少し大きい部分は角がラウンドしていて角張ったレグポンより手に馴染んで持ちやすく感じます。


スクリーンサイズは4.3インチと最近のハイスペック端末にしては少し控えめな大きさでですが、日常使いでは程良い大きさで、さほど手が大きい方ではない自分でもストレスなく使えるサイズです。
qHD(解像度:960×540)のSuper AMOLED(有機EL)でペンタイル配列になります。これにアレルギーをお持ちの方がネット上に多いようですが、自分にはスクリーンの粗さなどは特に気になりませんでした。
発色は彩度が強めの派手な色合いです。特に赤系や緑がガツッと主張してきて、液晶のやや落ち着いた発色が好みの自分としては、ちょっと目に刺さります。
ただコントラストも高めで階調表現も問題なく、慣れれば見やすいディズプレイだと思います。


保護シートは筐体のラウンドに合わせるためか、ディズプレイぴったりのサイズしか見つけることができませんでした。なので通知エリアをプルダウンする時に少し指に引っかかっちゃうのが気になります。ディズプレイ部もやや湾曲しているのか、保護シートの端にほんの少し浮きが出てしまします。



タッチパネルの感度は大変良好です。
スクロールは素早くフリックすると若干遅れてついて来る印象です。レグポン等の古い機種で見られる、なにか引っかかるようなカクカクした感じではなく、ふわっと動く感じです。たぶんそうチューニングされているのでしょうか?
これは好みの問題でしょうが、もう少しキリキリ動いてくれても良いかなと思います。ただし、ストレスにはなりません。

ロック画面にはホームのドックに入っている4つのアプリが表示されており、画面下に半分隠れたリングを引き上げるとロック解除、アイコンをリングの中に入れるとアプリが起動します。これは思いのほか便利だと思いました。
ただ、「Galaxy Nexus」では中程にあるリングを右にフリックするとロック解除、左にフリックするとカメラが起動(こちらはカメラのみ)する仕組みなのですが、最初のアクションが同じなので、直感的にはこちらが使い易いかもしれませんね。もちろん、任意のアプリを4つも選択できる利便性は捨てがたくもあります。

Nexusのロック画面。
キーをタップすると鍵とカメラが表示される。
J のロック画面。
下のリングを引き上げると解除、
アイコンをリングに入れるとアプリ起動。




(続く)

予告:次は僕イチオシのカメラや、そもそもケータイとしての使用感など。




【おまけ】
auのロゴがないじゃないかっ!とお嘆きのauフリークの皆さん、ご安心ください。
ここにありますw













2012年5月31日木曜日

Googleカレンダーで同期とか(改定)

先日のブログでGmailからのアドレス帳同期について書きましたが、どうにも勘違いされそうなので書いておきます。
Google等のクラウドサービスはPCを含む複数の端末で情報を共有するのに大変便利なサービスですが、たとえ端末を一台しか持っていないとしても、データのバックアップと言う観点から見れば非常に有意義なサービスです。
パソコンを持ってないから必要ないと言わずにやってみてください。無理にとは言いませんが。
テロリストの襲撃を胸に入れたスマートフォンのお陰で生き延びれたとしても、ケータイの大切なデータは帰って来ません。でもクラウドがあれば新しいスマホにデータが降ってくるのです。便利な世の中ですね。


前置きはさておきAndroidケータイでの同期ネタの続き。

前回のGoogleアカウントの設定を済ませておくとその他のデータもGoogleに保存して同期させることが出来るようになります。

例えばカレンダー。
以前は紙の手帳に書き写し、利便性からPCのカレンダーに入力し、大切な用事のみ携帯電話に打ち込むという二度手間・三度手間をやっていました。しかし徐々に面倒になり手帳があるからいいじゃないか入力なんかしなくても、に落ち着いていました。

今はiMacでGoogleカレンダーに同期させた「iCal」で入力、出先での入出力はAndroidスマホの「ジョルテ」からGoogleカレンダーに同期、って方法を採っています。これでスケジュールがバラバラのカレンダーに記されることもなく、過去の検索も問題なく出来ます。

何年も先のスケジュールがあったとしても、その頃使っているであろう新しい端末に表示され、通知までしてくれることでしょう。(まあ、Googleのサービスが続いていればの話ですけど。そう簡単には無くならないと信じていますがw)


複数のカレンダーを設定できるので、仕事とプライベートをで使い分けることが出来ますし、その都度反映させるカレンダーを切り替えることもできるので、必要な情報を表示させることが出来ます。
また、追加のカレンダーを指定することで、例えば「日本の祝日」であるとか「月の位相」等の既存のカレンダーを表示させることが出来ます。自分に必要なカレンダーを構築できるんですね。

ま、調子に乗るとゴッチャゴチャなカレンダーになってしまうので、注意が必要です。僕は出来るだけシンプルになるように気をつけています。



ところで、メインのau端末を「HTC J」に機種変していつも通りの設定を済ませ「ジョルテ」をインストールして開いてみたところ、入力した覚えもない予定がズラリと並んでいて焦りました。
よく見るとほとんどが「誕生日」の表記で、こんなにまとめて誕生日のデータを持っているのってFacebook位だなと思って参照カレンダーを確認したら、そこにはちゃんと「Facebook」の項目がありました。Facebookのイベントにも同期していたってことらしいです。

なるほど「ジョルテ」も進化してるんだなとか感心していたのですが、他の端末では同期出来なく、同じアプリでもそんなことがあるのかと調べてみました。
なんと「ジョルテ」は直接Googleカレンダーにアクセスしているのではなく、標準で入っている「カレンダー」にアクセスしてデータを拾っているようです。すなわち、「ジョルテ」が表示できるカレンダーは、標準の「カレンダー」の機能に左右されてしまうってことですね。(カレンダーが端末によって違うってのは初めて知りました)。


それは面白くないと調べてみたところ、PCならGoogleカレンダーにFacebookのイベントや誕生日を流しこむことが出来るそうです。これを使えばどの端末でも誕生日やイベントを表示することが出来て、うっかり忘れて不義理をしでかすってこともなくなりますね。

まず、Facebookのイベントページを開いて「設定(虫眼鏡マーク)」から「イベントのエクスポート」、誕生日なら同じ「設定」から「誕生日」を選んで誕生日リストを表示後「誕生日をエクスポート」を選びます。
するとポップアップが出てくるので、そこに表記される「webcal://www・・」をコピー、Googleカレンダーの「他のカレンダー」から「URLで追加」を選んでそこにペーストしてください。

さて、色々調べてみたのですが、スマートフフォンのアプリからはこのエクスポートが出来ないようです。どなたか、他に方法を御存知でしたら教えて下さい。



ところでiOSでは「snapcal」って無料アプリが良いって話なのでですが、使っている人いますか?
っていうか、今度試してみます。








2012年5月20日日曜日

「おおIS04オリジナルよ、しんでしまうとはなさけない」

あと一週間以内に強制退役が確定しているIS04ことレグポンたんであるが、そんな世を儚んでか、電源を入れてもホームアプリが立ち上がらない事態に突入しておりました。


ふと画面を見ると真っ黒な画面に「IS04オリジナル(com.toshiba.nx.screen)が予期せず停止しました。やり直してください。」のエラー・アラート。選択肢は「強制終了」の一択。
こりゃ、いつものダメっぷりを新しい表現方法で自己主張してきたな、と思っていたが甘かった。アプリを再起動させようが端末を再起動させようが、バッテリーを抜こうが事態は好転の兆しを見せず・・・
auに問い合わせてみたら修理に出せと言う。間もなく機種変なのにそれは厄介を招く。
面倒な話である。




で、改めて起動の流れを確認してみることにした。


電源投入で見慣れた「Android au」のロゴ、防水の密閉確認表示から「REGZA」ロゴへ。うん、いつも通り。そしてやはり見慣れたロック画面へ。なるほど、当然ながらここはホームアプリではなくOSのお仕事。フリックしてロック解除、その後のパターン入力画面も通常仕様。
その先がホームアプリのお仕事で、相変わらず真っ黒な画面に「IS04オリジナル・・・」のアラートが登場する。アプリを再起動してもただただ無限ループなので、先に進めない。
さて困った、これではただのバッテリーだけを消費する板ではないか・・・


いや、通知領域は生きている。プルダウンすればスルスルと降りてきて、いつも通りの表示をしてくれる。
と、そこにメールの着信。受けることは出来るらしい。通知領域でメール表示をタップしてみたらメールアプリが起動、もちろん読むことも、返信もできた。
他にもFacebookやLINEも通知領域にさえ表示されればアクセスできることが分かった。


となると・・・WebのGoogle Playから別のホームアプリをダウンロードすればどうなるのか?


試してみた。
落としたのは以前使っていた「LauncherPro」。DLは難なく成功、通知領域でタップすると端末のGoogle Playが開くが、通常のアプリにある「起動」ボタンが無い。それは当然か・・・起動するアプリではなく、すでにシステムに組み込まれているはず・・・となると端末のホームボタンを押せばホームの選択肢として表示されるはずである。
IS04にはau独自UIであるOcean Observation「ホーム」と富士通東芝モバイル(現:富士通モバイル)の「IS04オリジナル」の2つのホームアプリが入っているが、自分は後者に固定していたので「LauncherPro」をインスコするまではホームボタンでは反応しなかったのである。




結論、今は「LauncherPro」で快適に動いています。少し便利なところがあったので「IS04オリジナル」を使っていましたが、はるかに軽快です。もっと早くホームを変えておけばよかったと、少し後悔中。


後少し、もう少しだけ働いておくれ、レグポンたん。という話でした。




と言うことで、今日はクラウド活用法の続きを書こうと思っていたけど、同じ目に合うかもしれない誰かのために書き残しておきます。


2012年5月19日土曜日

アドレス帳の同期とか

スマートフォンはPCのサブセットであります、とは以前書きました。PCのある部屋ではデスクトップPC、リビングではiPad、外出時はスマートフォンって感じで使い分けています。

ところで、スタンドアローンで色々と使い分けているとどうしてもデータの統一性がとれなくなりがちです。以前、デスクトップPCとノートPCでのデータの同期には苦労しました。うっかり新しいデータを消してしまったりとか。シンクロソフトがどれだけありがたかったことかw

ところが今は種々のクラウドサービスのお陰で魔法のようにいろいろなデータが同期されるのです。

そんなわけで、今回はAndroid端末の基本的な同期について書いてみます。


先ずはアドレス帳(連絡先)の同期から。
自分が携帯電話から移行した時の例を書きますね。

まず、Gmailアドレスを取得します。そしてPCで以下の作業を済ましておいてください。
もうAndroid端末を使っている方は、その端末のアカウントを使用してください。


  • SDカードにアドレス帳のバックアップ(エクスポート)を取る。保存形式を聞かれる場合はCSV形式かvCard形式を指定。
  • このファイルをPCにコピー。
  • 自分のGmailアドレスでGoogleサイトにログイン、上段のGoogleバーからGmailを開く。
  • 左上にある「Gmail」をクリック、プルダウンメニューから「連絡先」を選択。
  • その右側にある「その他」をクリックして「インポート…」を選択。
  • 先に移行したアドレス帳のファイルを選択して、「インポート」をクリック。


これだけの手間でGmailにアドレス帳を移すことが出来ます。

あと、これはアドレス帳とは関係ないのですが、「Google+」にも登録しておくと、後々非常に便利になります。これは絶対お勧めです。



さて、ここでAndroidスマートフォンの登場です。
まだ設定の住んでいない端末の場合、まず「設定」の「アカウントと同期」から「アカウントの追加」を選んでください。追加するアカウント一覧からGoogleを選択し、先に作ったGmailアドレス(Googleアカウント)で「ログイン」します。
ログイン済みのAndroid端末で「アカウントと同期」からGoogleアカウントをタップすると細かい同期項目が表示されると思います。もう、なにも考えずに全てチェックを入れておいてください。これも後々に役に立ちます。
するといつの間にか同期が始まっています。

ここでポイントなのですが、Android端末のアドレス帳は事前に空にしておいてください。
同じ連絡先が2つ並ぶことになっちゃいますからw


これはPCを使った方法ですが、端末1台でも出来ます。一応、念のため簡単に流れを書いておきますが、やったこと無いので自己責任で試してください。
SDカードにエクスポート>本体連絡先の全削除>SDカードからインポート>保存先にGoogleアカウントを選択、後は一緒です。
ま、簡単。これならPC無しでもGoogleのクラウドを使用できる訳ですね。


この登録さえ済ましておけば、端末を変えようが増やそうが、Googleアカウントでログインするだけで全てに同じ内容が同期されるので、便利この上ありません。これで端末がSDカードごと粉々になったとしても、新しい端末に簡単に復元できるってわけです。
しかも一つの端末で修正した内容が、気がつけばすべての端末に反映されているので実に楽ちんです。

実はWindowsやMacのアドレスブック、iOS端末も、アプリケーション単位ではありますがGoogleクラウドに同期設定できます。ひとつやってみてください。


僕の場合、いくつかの携帯電話で蓄積されたアドレス帳からのコピーだったので、残念ながら苗字と名前が逆に入っていたり一つのフィールドに入っていたり、ふりがなが無効だったりと随分な状況ではありましたが、とりあえず使えるし後々修正して行けば良い話なので問題ありません。また、グループ分けも解除されていたのですが、これもゆっくり登録しなおしましょう。(グループ分けされたアドレスを見るには「g電話帳」ってAndroidアプリが便利です)


2012年5月16日水曜日

NTTドコモの2012夏モデル、新商品・新サービス発表会

金田のバイクにまたがってテンション上げているうちに、ドコモの夏モデルが発表されていました。


せっかくなので書いておきます。


とにかく、発表された新製品の数が多い。昨日のあまりに少ないauの発表の後だから、ものすごく多く感じます。
さすがはドコモの企業力といいますか、すでにLTEでスタートダッシュを決めている余裕でしょうね。




全機種(Wi-Fiルーターとキッズケータイは除く)でAndroid4.0が採用されています。
もう、時代はIce Cream Sandwichになっちゃったってことです。まあ、当然の帰結ですね。
すなわち、これから安くなる旧機種を狙おうって人は、その端末が4.0にバージョンアップされるかを確認してからにしましょうね、って話です。

NEXTシリーズは全機種でXi対応。withシリーズでもN-07D、L-05D、SO-05Dが対応しています。
これからはLTEの時代と考えるとこれも当然ですが、もう少し安くならないと選択肢が限られるユーザーは辛いですよね。特に無料通話分が基本料に含まれるようになってくれないと・・・

あと、ほとんどのスマートフォンがガラスマになっていることも今回の発表で目につきました。グローバルモデルはP-07DとSO-04Dのみ。
驚いたのはSC-06Dがおサイフとワンセグに対応してきたこと。さすがに赤外線はないけど。それ以上にクワッドコアじゃなくってデュアルコアにダウングレードされていること・・・

自分はNEXTシリーズに目が惹かれるので、この中ではSC-06DとSO-04D、 L-06D辺りが気になります。withシリーズならSO-05Dかな?
パナソニックのELUGAシリーズは実機を触ってから。





シリーズ名機種名発売時期
docomo with series
7機種
F-09D ANTEPRIMA6月発売予定
AQUOS PHONE st SH-07D
Optimus it L-05D6~7月発売予定
MEDIAS X N-07D
ELUGATM V P-06D
ARROWS Me F-11D8月発売予定
XperiaTM SX SO-05D
docomo NEXT series
8機種
GALAXY S III SC-06D6~7月発売予定
AQUOS PHONE ZETA SH-09D
XperiaTM GX SO-04D7月発売予定
ARROWS X F-10D7~8月発売予定
REGZA Phone T-02D
Optimus Vu L-06D
L-06D JOJO8月発売予定
ELUGA power P-07D
AQUOS PHONE sv SH-10D
ドコモ タブレット
1機種
ELUGA LiveTM P-08D8月発売予定
らくらくホンシリーズ
1機種
らくらくスマートフォン F-12D7~8月発売予定
その他
2機種
モバイルWi-Fiルーター L-04D6月発売予定
キッズケータイ HW-01D7~8月発売予定




今回発表された新サービスは

  • 「dマーケット アニメストア」利用料金:月額420円 提供開始時期:2012年7月(予定)
  • 「dマーケット MUSICストア セレクション Powered by レコチョク」利用料金:月額315円 提供開始時期:2012年7月(予定)
  • 「しゃべってコンシェル」の機能拡充 : 2012年6月(予定)
  • 「メール翻訳コンシェル」の提供 : 2012年6月1日(金)
  • 「フォトコレクション」の提供 : 2012年8月(予定)
  • 「dマーケット」のマルチデバイス対応 : 2012年8月(予定)
「しゃべってコンシェル」がICSに対応してくれるようなので、楽しみです。