で、デジジイらしく懐かしのPDAを2つご紹介。自慢半分ですけどw
Apple Newton MessagePad H1000
発売が1993年8月〜1994年3月ですから、もう20年前のPDAです。
スタイラスペンを使って手書き入力ができ、ジェスチャーで消去等のアクションが出来るあたり、今のスマートフォンの始祖と言っても良いと思います。消去したい文字の上をグリグリってすると、煙の効果と共に消去されたり、メモ全面であれば紙がクシャクシャって丸まってゴミ箱に飛び込みます。
言葉では伝わりにくいですね、動画で・・・と思うんですけど、もう動かないらしいです、こいつ。
入力した名前や住所・メアド、スケジュール等をSoupというデータベースが一元管理していて、例えば「◯月◯日、▲▲に電話」と入力すると、スケジューラーに電話番号と共に記録されたり、「ランチ」と入力すると12時から1時間スケジューリングされると、当時としては画期的な機能を持っていました。
とにかく高価で、既存のMacやPCとのデータ互換が異常に面倒で、話題になった割に普及しませんでした。また、ハードが貧弱だったことから登場が10年早かったとか言われますけど、これがなければ今のPDAからスマートフォンに繋がる流れはもっと遅くなっていたのでは無いか、と僕は思っています。
1998年に日本語化も出来ずに消滅・・・「泳げる頃までには」って名文句、未だに使われますよね、古いAppleファンの間では。
え、それはない?
HP200LX
ヒューレット・パッカードのハンドヘルドコンピュータですね。
これには熱狂しました。
こちらは日本語化されたキットがあり、おかげで日本でもかなり流行っていたと思います。
MS-DOSで動く立派なコンピュータで、7.91MHzのCPUクロック周波数で駆動します。僕のは2MBのRAMが内蔵されていますが、最大4MBのが発売されていたらしいというのを今知りました。
単三電池2本とバックアップ用のボタン電池を使いますが、これで一週間近く使えていた記憶があります。
住所録やLotus 1-2-3なんかが内蔵されていて、本当に重宝しました。
上の写真はバックアップのボタン電池が切れているので初期設定画面ですが、ちゃんと使いやすいGUIがホーム画面なのでDOSに疎い僕も困らずに使えました。
色々使うためにDOSも覚えましたけどねw
僕にとって先のMessagePadが使うことが楽しい機械であったとすると、こちらは使って役立つ機械だったと言えます。
色々調べてみたところ、やはり年代物でボディのプラスチックが脆くなっているようで、少しの衝撃でパリンと割れてしまうとの書き込みを見かけました。もう一度使ってみようかと思っているのですが、ちょっと怖いですね。
おまけ1
で、サイズ比較の為に手近にあった端末を並べて記念撮影してみました。
(200LX、IS01、初代iPad、GALAXY Note、MessagePad、HTC J)
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おまけ2
これは普段普通に使っている電卓。Canon LS-100H。Appleロゴが魅力的でしょ。
噂ではまだ売っているかもとのことなので、見かけたら大人買いしようかと思っています(笑
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