2012年11月7日水曜日

AQUOS PHONE svを一週間使った感想


そういえば先週、急遽入院と相成ったGALAXY Note SC-05Dの代替機としてAQUOS PHONE sv SH-10Dをお借りしています。画面の色調以外はなかなか快適に使える端末ではないかと思います。
動作はデュアル・コアCPUのお陰でサクサクと動いてくれます。最新のクアッド・コアに比べると見劣るかもしれませんが、全くストレスを感じないレベルです。
また、シャープ独自のダイレクトトラッキング技術でAndroid独特のスワイプしても少し遅れてくる動作が抑えられているそうです。

バッテリーも1900mAhの比較的大きなものを積んでいるのと、「エコ技」って機能のお陰で、1日保たないって事は、取り敢えず起こっていません。

普通に使うには本当に問題のない端末の様です。

使っていての個人的な不満点は、シャープ特有の色合いと言うか、全体に青みがかって明度が高いために写真が白飛びしているように見えてしまうところでしょうか。
明度が高めなのに相まって、スクリーンの明るさは50%位が僕にはちょうど良い感じでした。

カメラは1200万画素でHDRも使えるなかなかの優れものだそうで、そうなると尚更色調が残念に思えてきます。



某IS04以来、国産端末はダメのレッテルを貼っておりましたが、この春〜夏モデルくらいからはそれぞれ落ち着いて来たって感じなのでしょうか?あのカイロ機能付きと称された富士通さんのアレも、最近のは「さほど」気にならないとの報告も聞きますし。


しかし、悪天候時には防水仕様ってのがやはり有難いですねw
IS04の数少ない良点のひとつだったなぁ、と思い出しました。




2012年10月26日金曜日

Kindle、取り敢えずアプリ版から使ってみた


Kindle日本上陸記念に、Nexus7とGalaxyNote、ついでにiPad(初代)にKindleアプリをインスコして無料本(青空文庫)でお試し開始してみました。
以前からKindleがAmazon.co.jpで始まったら電子書籍に本格的に手を出そうと思っていたんですよね。既にクレジットカードは紐付いているし、ほら、寄らば大樹の陰って言葉もあるじゃないですか。


Kindleストアから購入した本はサーバーに保存され、各端末にダウンロードできるようになります。全端末に同時にダウンロードされればもっと便利かと思ったのですが、コミック等のサイズのデカいファイルが、読まない端末にもDLされるのは電波とストレージの無駄遣いにもなり、必要ないと考え直しました。
但し、配信先の指定はできます。Kindleストアの「1-Clickで今すぐ買う」の下に配信先って項目があり、プルダンウンで選択できます。僕の場合だと「(登録名)さんのKindle」(これがサーバー)、「(登録名)さんのAndroid」(GalaxyNote)、「(登録名)さんのAndroidタブレット」(Nexus7)、そして「iPad」って項目が出るので最初に読み始める(DLする)端末は手間いらずでDL出来ることになります。他の端末はサーバーからDLする運びです。


取り敢えず「レ・ミゼラブル」をDLしてひと通り使ってみたのですが、フォントがなかなかの出来で読みやすく感じました。ひとつの端末で読んだページの栞が他の端末でも即座に同期・反映されているので、環境が変わっても即読み始められるのは有難いですね。これはとても便利だと感じました。

有料のコンテンツはKindle版の価格とともに「紙の本」の価格も表示されるので、そこで取捨選択出来るのも有難いところです。電子と紙、その両方を扱っているAmazonならではの利便性だと思います。
ざっと何冊か見たところでは紙の本と同じか20%オフ程度、全体的に安めの設定であることが知れます。50%オフって書籍も見掛けましたが、逆に若干高めとなる設定の書籍も見受けられ、発売元出版社による設定方法の違いがあるように感じました。
販売元として記されているのは、ほとんどが「Amazon Services International, Inc」となっていますが、出版社の名前も散見され、委託販売的なシステムもあるようです。


ところで端末側から本を購入しようとすると、ブラウザ経由でAmazonのKindleストアに飛ばされて購入となります。タブレットなら視認性は保てそうですが、スマートフォンからではかなり見辛く感じます。スマートフォンからは別途「Amazonモバイル」アプリから購入するほうが利便性があるでしょうね。
あと、すべての端末で(同じAndroidであるにもかかわらず)インターフェイスが違ってくるのは戸惑います。慣れの問題とはいえ…


まあ、立ち上げたばかりなので日本語書籍数はさほど多くはありません。今後に大いに期待したいところではあります。
書店では見掛けられない、たぶん絶版となった本が増えてくれると非常に有難いですね。出版社として「本を刷る」コストが不要な分、少数の要望にも応えやすくなったのだから、出し惜しみはしないでいただきたいです。

僕は紙の本が大好きな人種なので、基本は紙の本を読み、絶版本や旅行中に何冊も手にしていたい本(ガイドブックや纏めて読むと嵩張るコミック・・・とか?)なんかは電子書籍で購入と使い分けることになると思います。
今はGoogle PlayストアとSONY Readerアプリで細々と読んでいましたが、これを機にkinoppyやBookLive!に手を出してみようかなと、まあ、弾みですね。


とは言え、実書店通いは今後も止まらないだろうし、困ったときのBOOKOFFってのも間違いなく健在であるとは思います、と紙の本LOVEを強調しつつ、本日のお題は終了とさせて頂きますw




【追記】Mac版のKindleアプリが個人認証を受け付けてくれない状態で、全く使い物になりません。素早い対応をお願いしたいところであります。




2012年10月12日金曜日

Nexus7を買った3つの理由


Nexus7をGoogle Playから購入しました。

少々忙しくて、まだ使い込むところまでは出来ていないので、使い勝手等はまたいずれとして、ここでは何故使い慣れたiPadでは無くNexus7を選んだか、その理由を書き並べてみたいと思います。


・Nexusシリーズであること。

ご存じの方も多いと思いますが、Nexusシリーズは新しいAndroidOSを発表する際にGoogleが選定したメーカーと一緒に作るリファレンス機です。なのでメーカー独自の機能やカスタマイズが殆ど無い、素のAndroidに近い状態で使える端末となります。
おサイフやワンセグなんかはもちろん付いていませんが、だからこそ動作が軽い上に、自分で遊ぶ余地が十分にあり、その上に新OSがリリースされるとかなり早い段階でバージョンアップに対応出来る利点があります。
もちろんOSが最新のAndroid4.1(Jelly Beans)であることも大きな理由ではあります。


・7inchタブレットであること。

ずっと初代iPadを持ち歩いていた身としては、そのスクリーンサイズには満足はしていたものの、やはり重量が気になっていました。だってほとんど毎日持ち歩いていましたからねw
また、ちょっと使いたい時にカバンからよっこらせ、って出すのもちょっと面倒だったりとか、そんな訳でGalaxyTabなんかの小振りな7inchタブレットには憧れが強かったんですね。
実際手に取ると、その絶妙なサイズ感がたまりません。片手で楽にホールディングできるし、カバンにもスッポリと収まります。取り出しも楽で、必要な時にすぐに取り出せそうです。

iPad miniも同様のサイズと予測されているので、うっかりするとタブ買いに走りそうで怖くはありますw


・メーカーがASUSであること。

震災直後の台湾からの暖かな好意を僕は忘れることができません。それだけでも台湾のメーカーを選ぶ価値があると、僕は思っています。
特にASUSはパソコンの基盤に「GOD BLESS JAPAN」と印刷されていたと話題になったことで、好感度が垂直立ち上がりをしたメーカーです(あくまでもコンセプトモデルの基盤にエンジニアが独自に入れたものだとしても、です)
もう、いつかははこの会社のものを!と決めておりました。


因みに、僕がメインで使っているau端末「HTC J」のHTCも台湾企業です。ドヤっ!



もちろん他にも、価格が安いこと、回線を増やす余裕が無いのでWi-Fiモデルであること、液晶がIPSだということ等、理由は色々あったわけですが、先の3点で正式に発表される遥か以前に購入を決めていたと言っても過言ではありません。

早く時間を作って弄り回したい端末であります。



因みに、我が家には32GBモデルが誤配送されること無く、無事に16GBモデルが届きましたとさ・・・残念www



2012年9月25日火曜日

SBの「スマホ下取りプログラム」がちょっと酷い


SoftBankの「スマホ下取りプログラム」、自分には関係ないと言いながらもどうにも合点が行かない。

当初あった引き取り不可の端末は返品しないとか、ありえないと思っていたけど、こちらはネット民の圧力で解消された模様。


しかし9/25の朝、警視庁から古物営業法に抵触する可能性があるとして、警視庁が下取りを中止するよう指導されていたというニュースが報道されていました。
これに対し、SoftBankは「古物商の許可を受けているグループ会社のソフトバンクテレコム(東京)に下取りを任せる」って方法で切り抜けたそうです。



これね、古物商に買取をさせたのだから、代金は元ユーザーのものでしょ?
それを毎月からの割引で対応し、もし解約したら残額は支払いません、ってのは如何なものなのでしょう。


まるで、引き取った時点でその端末はSoftBankの物になっていませんか?




2012年7月16日月曜日

【調べてみた】無線LANの干渉に関して

無線LANの干渉に関して知る機会がありましたので書いてみます。




無線LANとはその名の通り、無線通信を介してデータ送受信を行うローカル・エリア・ネットワークです。無縁LAN=Wi-Fi、って思っている方も多いようですが、Wi-Fiと呼ばれているのは「Wi-Fi Alliance」という業界団体が機器間の相互接続性を認証しましたよって認めたブランド名です。なのでWi-Fi CERTIFIEDのロゴがついている機器はお互いに接続可能ですよって証なのです(とは言え昔は繋がらないことなんてザラでしたけどねw)
これのお陰で無線LANが普及したといっても良いので、Wi-Fiが無線LANの代名詞のごとく使われるようになった訳ですね。

今やルータを買おうにも有線のみのそれを見かけることはなく、無線付きが前提となっています。我が家もルータを「100BASE-T」から「1000BASE-T」に買い換える時に(自動的に)無線LANも導入となりました。当時PCオンリーだったので有線LANが安定していて速度も出るのであまり出番もなかったのですが、モバイル機器を使い始めてこのありがたみを知ることとなりました。なんせ、LAN端子が付いて無いですからねw


さて、そんなこんなで猛烈に数を増やしているWi-Fiですが、使われている周波数帯の多くは2.4GHz帯となります。あまりに量が増えすぎて干渉が発生しており、場合により非常に不安定でつながりにくい状況が発生しています。

この周波数帯を13のチャンネルに分割して使用しています。14チャンネル目は日本独自の規格であまり使われていません。

2.4GHz帯チャンネル重複のイメージ

チャンネル数だけを考えると13の機器が同時に通信できそうですが、上のイメージのように周波数がかなりの部分で重複しています。お互い重複しない組み合わせは最大3チャンネルだけとなります。
すなわち完全に干渉を回避するためには3つのアクセスポイント(AP)が限界となるわけです。

現実に目を向けるとどうでしょう。私の部屋(集合住宅)で確認したところ6つのAPが見えています。完璧に重複していますね。
これが繁華街では10や20以上のAPが見えることがあります。同じSSID(APの名前)が複数見えることも珍しくありません。とにかくばら撒いてAP数を稼ぎたい某白い犬のWi-Fiが顕著ですw


さて、この重複している周波数でデータのやり取りを行った場合、どのような干渉が起こるのでしょうか。

Wi-Fiの場合、トランシーバーのトークボタンを同時に押したような、お互いの通信を潰し合うような干渉は起こらないシステムになっているそうです。回りで通信を行なっている機器がないことを確認しつつ、確認の為の通信を行い他のAPから通信を行なっていないという返事をもらうことでパケットを送信できるシステムだからだそうです。

ところがそれらの手続きがかち合ったりすると、それぞれのAPが寸時の待ちに入ることになります。すなわち大量のAPがある場所ではこれらの作業に時間を要して通信量が激減してしまうことになるのです。

これが今Wi-Fiの2.4GHz帯で起こっている干渉の状態です。


最近注目されている5GHz帯のWi-Fiでは独立したチャンネルが8つあり、状況が少しマシになっていると言えますが、それでも8チャンネルです。
一部で電波環境の汚染状態と呼ばれているWi-Fi、特に公衆無線LANの設置には事業者の皆さんの良識ある行動を期待したいところです。




【追補】
もっと詳しくは、僕が無線関係の師と(勝手に)仰がせてもらっている「無線にゃん」さんのブログがよろしいかと。
ちょっと難しいですが、興味のある方は下記リンクを頑張って読んでみてください。


「無線にゃん」無線LAN同士の干渉を考える
「無線にゃん」拝啓ソフトバンク様今すぐ無用なWiFiAP設置を止め密集AP間引きをしてください敬具











2012年7月7日土曜日

プラチナバンドって?から始まる推測(改定)

先日のこと、知人に「ソフトバンクのプラチナバンドって、ドコモのXiみたいなやつでしょ?」と真顔で聞かれたので書いてみます。


プラチナバンド(古くは黄金電波帯なんて呼ばれていました)は700MHz〜900MHzの周波数帯の電波を指し、障害物を回りこんだりある程度建物内に浸透しやすい特性を持った、通信には良質な周波数帯域であることからそう呼ばれています。

周波数が低くなりすぎると遠くまで届くけど情報容量が少ない、アンテナや周波数分離フィルターが大きくなりすぎるという難点が、高くなりすぎると情報量は多いけど遠くまで届かない、機器の設計が難しいという難点が出て来るそうです。←この辺は聞きかじり。
すなわち、プラチナバンドとは携帯電話には丁度良い周波数帯ってことになります。



対してXiを含むLTEとは何なのかというと、新しい通信規格のひとつで第4世代通信として4Gと呼ばれています(厳密には3.9世代に当たるのですが)。この世代にはWiMAXも含まれています。

通信速度は割り当てられている帯域幅や基地局との距離により変わりますが、理論値で言うと3Gが最大7.2Mbps、3.5Gで14.4〜21Mbps、3.9Gになると40〜120Mbpsとされています(各社の理論値を拾って来ましたが、合ってますかね?)。しかもLTEでが接続が確立されるまでの遅延時間が3Gに比べ大幅に短縮されているので体感的にかなり早く感じると思います。

非常に高速な新しい通信規格ということになります。

全く別の内容でしたね。
一般的には知らなくても困らないかもしれませんが、覚えておいても邪魔にならないので、どうぞ。



ところで、ソフトバンクモバイル(SBM)が今回の900MHz帯の獲得でハシャギ倒しているのは、今まで1.5GHzや2.1GHzといった比較的高い周波数帯しか持っていなかったからです。
その上、稼ぎ頭というか命綱と呼んでも良いiPhone(4以降)が対応している周波数帯なのですから天下を取ったような気分になるのも仕方ありません。

サービスインすると、対応している携帯電話は現行の2.1GHz帯から900MHz帯に流れます。SBMでプラチナバンド対応を謳っている端末は丁度良い電波を使えるわけです。
非対応の端末も大所帯のiPhone勢がいなくなるのですから帯域が空いてくるので、より快適に使えるようになるわけです。ユーザーさんには素晴らしい話です。

そう、何年か先にはそうなるかもしれませんね。

プラチナバンドはなにもSBMの独占周波数帯ではありません。ドコモもauも800MHz帯を使っています。まさにプラチナバンドのど真ん中です。共に何年もかけてエリアを構築してきての今があります。それでも電波に不満を持つユーザーの声をよく聞きます。


対してSBMは始まったばかりなのです。サービスを開始するにも、先ずは2.1GHzの輻輳著しい首都圏や大都市を中心に進めていくのであろうと言われています。全国レベルに達するのは何年も先の話になるでしょう。そこでようやく「つながらない→→つながる」ってCMの自虐コピーが本当になるのではないでしょうか。
実際は、SBMから新周波数帯のエリア等は全く公表されていないので、あくまでも推測です。いきなり薄く広く基地局を広げてくるかもしれませんね。

現在SBMから出されている公式な発表は「7月5日より順次サービス提供開始」「2012年度中には約1万6千局、2016年度中には約4万1千局まで増設」という内容にとどまっています(2012年7月6日現在)。

頑張って欲しいですね。


今回はプラチナバンドとXiは別物なんだよ、って話からSBM900開局後の推測でした。




【2012/7/26】 通信速度のところにかなり曖昧な表記があったので、改定しました。



2012年7月6日金曜日

【メモ】極私的回線纏め

5月〜6月にかけて携帯端末の入れ替えをしたので、自分の纏めとして、あと現状の把握。


【入れ替え前】
「IS04 REGZAPHONE」 … 主回線として(苦笑)。機種変対象。
「iPad(初代)」 … ネットブック代わりに持ち歩いていた、おかげであのキャリアの弱さを痛感できた。2年使用で契約解除。
「SC04D GALAXY NEXUS」 … 予備回線として。ただし、普段はSIM抜き運用。
「IS01」 … 5円運用。MNPに放出対象。

【入れ替え後】
「ISW13HT HTC J」 … 主回線として機種変。
「SC-05D GALAXY NOTE」 … iPad代わりの端末としてMNPで取得。
「BF-01D」 … iPadとノートPC用に、新規。プラスXi割適応。
「SC04D GALAXY NEXUS」 … SPモードをカット。最低料金に移行。
「iPad」はWi-Fi運用。「IS01」はワンセグ専用機にw


【現状】
「au + SoftBank」体制から「au + docomo」に移行完了。

Wi-FiルータでiPadを活用するつもりが、セットでの安さに惹かれて「GALAXY NOTE」を購入、おかげで「BF-01D」の活躍機会が激減してしまった。回線が無駄になるのも嫌なので、「GALAXY NEXUS」とSIM共用という苦肉の策へ。これが思いの外、便利に。
手持ちの端末で一番のお気に入りが「GALAXY NEXUS」という変人なので、外でもバリバリ使えるようになったことが嬉しい。

ただし普段使いは「HTC J」と「GALAXY NOTE」で固定。
この組み合わせはかなり良い。使い分けはこの一ヶ月で確定しつつある。ポケットに「HTC J」とバッグに「GALAXY NOTE」ってイメージで。
二台併用のおかげで電池切れの心配はなし、モバブーの出番も無しな状況。

回線は増えたけど、ドコモ様のバグ的月々サポート増量のおかげで予算は同等とか、マジでありがたい。


【端末的物欲メモ】
7インチクラスのタブレット(Wi-Fiのみ)、BTヘッドホン。
スマートフォンはさすがに考えていないけど、【auのLTE(iOS含む)】【WP8】【秋のNEXUSを春にw】がキーワードw
欲を言えばMBAが欲しいが、来年のWWDCに向けて貯金する。


以上、おっさんの端末使用状況でした。